今回のPS版ドラクエ7プレイ日記は、冒険の自由度がぐっと広がる「まほうのじゅうたん」入手から、伝説の英雄メルビン加入までのエピソードです。
空を飛んでメザレの地へ。
そこで語られる「神の兵」の伝説に、どんなイケメン勇者が来るかと胸を躍らせて世界一高い塔へ登ったのですが…
封印から解き放たれたのは、まさかの「おじいちゃん」!?
大富豪ブルジオとの珍道中や、見た目とは裏腹に頼もしすぎる老兵メルビンの魅力、そしてキーファ離脱以来となる「4人パーティ復活」の喜びを綴ります。
魔法のじゅうたんで空へ!
物語も中盤に差し掛かり、ついに念願の移動アイテム「まほうのじゅうたん」を手に入れました。
これまで船と徒歩でチマチマ移動していたのが嘘のような高速移動で、快適さ抜群…とはいかず。
行動範囲が一気に拡大?

以前、ニコラに偽絨毯を渡されて激怒したものの、メイドからは人魚の月を見せてくれたら本物の魔法の絨毯をくれるという約束は取り付けています。
前回グラコスを倒したことで、人魚の月は入手できているので、早速本物の魔法の絨毯を貰ってきます!
魔法の絨毯を手に入れた瞬間、ドラクエの世界が一気に広がりました。
岩山や川を無視してスイスイ進める快適さ!・・・とはいかないんですねぇ。
飛行する高度が低いためか、森や山の上は飛べない仕様なんです。
実は魔法の絨毯は、川や海を越えるには役立つものの、意外と行動範囲は大きくならないんですよねぇ。
ただし、行けるようになった場所はどれもストーリー上重要な場所なんですが。
「あの行けなかった場所に行けるかも?」と地図を見ながら探索するこの時間は、RPGで一番楽しい瞬間の一つですよね。
期待が高まる「伝説の英雄」探し

絨毯騒動で辿り着いたメザレの町には、かつて神と共に戦ったという「伝説の英雄」の言い伝えがありました。
なんでも、その英雄は世界一高い塔に封印されているとか。
そして、玉石に封じられていて、復活が近づくと熱を放つとか。
…ん?熱い石ってどっかで聞いたことあるな?
「伝説の英雄…一体どんなキャラなんだ?」
プレイヤーとしての期待は最高潮になるわけですよ。
テリー(DQ6)のようなクールな剣士か、それとも離脱したキーファっぽい熱血漢か。
キーファが抜けてからずっと「前衛のアタッカー」が不在だったので、初見時は強力なエース級のキャラが仲間になることを勝手に確信して興奮していました。
大富豪ブルジオと世界一高い塔
英雄の封印を解く鍵となる「ホットストーン」を持っているのは、大富豪のブルジオ。
彼を説得するために屋敷を訪ねたり、別荘へ追いかけたりと、なかなか手間取らされました。
ホットストーンとブルジオ探し

熱を放つ石と言ったらホットストーンですよ。
序盤にホンダラが持ってたあれが怪しい!
と思ってホンダラのところに行くと、「ホットストーンを大金持ちに売りたい」とかほざくわけです。

クルエイチマリベルの「大金持ちはあんたなんか相手にしない」という、容赦ない正論ボコ殴りが効きますね~!
で、大金持ちと言えば、クレージュとかにある謎の別荘の所持者ですよ。
ところが、「2年間いまだに自慢の料理を食べてもらえない」コックさんとかがいて、別荘に大金持ちの姿が無い。
魔法の絨毯で本宅に行けるようになるのですが、行ってみても本人は不在。
このタイミングでメザレ東のほこらで神の兵の話を聞くのがミソ!


主人公が神の兵の話を聞いている間に、ホンダラはホットストーンを「ブル…なんとか」という大金持ちに売却していました。
で、クレージュの別荘で居場所を聞き出して、魔法の絨毯で本宅に行くと…ブルジオとようやくご対面できるわけですね。


ホットストーンは譲ってくれませんが、最終的に「世界一高い塔の頂上まで連れて行く」という条件で彼が同行することになります。
このブルジオおじさんがなかなか良い味を出しています。
戦闘には参加しませんが、金持ち特有のわがままを言いつつも、魔物が出る塔を文句を言いながら登ってくるバイタリティは凄い。
塔のダンジョン自体は、PS版特有の3D回転を使わないと道がわからないギミックなどがあるもののパズル系はそれほど難しくありませんでした。
伝説の英雄メルビンとの対面
長い階段を登りきり、ついに塔の頂上へ。
ブルジオが持っていたホットストーンを祭壇に捧げると、まばゆい光と共に封印が解かれます。
全プレイヤーが衝撃を受けたであろう、あの「英雄復活」の瞬間です。
現れた歴戦の老兵


光の中から現れたのは、若き剣士でも美形の魔法使いでもなく…… 威厳たっぷりのおじいちゃん!!
まさかブルジオのお宝だった「ホットストーン」の中に、おじいちゃんが封印されていたとは。
英雄という響きから勝手に若者を想像していましたが、よく考えれば老兵で当たり前か。
神の時代から生きているなら年配で当たり前なのかもしれません(石の中でも年をとることは無いか…)し、若造より歴戦の経験値がある方が魔王を倒せそうじゃん。
この「期待を裏切るけれど、妙な納得感はある」という演出、ドラクエ7らしくて大好きです。
「ござる」口調と漂う強キャラ感
しかし、このメルビン、ただの老人ではありません。
「わしはメルビンと申すでござる。神のしもべとして 悪と戦った戦士でござる。」
この「ござる」口調!一気に渋いキャラクター性が確立されました。
話してみると、礼儀正しく、それでいて伝説の英雄らしい風格が漂っています。
現代の人間たちが忘れてしまった「神との戦い」を鮮明に覚えている彼が加わることで、物語が一気に「世界を救う話」へと引き締まった気がします。


メルビンの疑問「魔王が神を滅ぼしたのに、なぜ世界は静けさに満ちているのか?」を解消するべく、4人パーティーとなって再び冒険を続けます!
仲間会話で見せるメルビンの愛嬌
個人的に一番楽しかったのが、仲間会話(はなすコマンド)の変化です。
いつもは毒舌全開のマリベルも、さすがに伝説の英雄であり、見た目が完全におじいちゃんであるメルビンには調子が狂う様子。
堅物かと思いきや、女性にはちょっと弱い?スケベ?とお茶目な一面もあり、一気にパーティが賑やかになりました。
メルビンの戦力と育成方針
これでようやく、キーファ離脱以来の「4人パーティ」復活です!
ステータスを確認すると、HPとMPが高く、戦士系も魔法系もこなせそうな万能型。
何より「におうだち」を初期習得しているのが頼もしい。
とりあえずは、不在だった前衛枠を埋めるために「戦士」や「武闘家」を経由して、最終的には「パラディン」か「ゴッドハンド」を目指してもらおうと思います。
おじいちゃんが最前線で体を張って戦う姿、応援したくなりますね。
まとめ
念願の空飛ぶ「まほうのじゅうたん」と、伝説の英雄メルビン。
最初は「おじいちゃんかよ!」と驚きましたが、いざ旅を共にすると、その実直さと強さに惹かれ、すぐに頼れる主力メンバーになりました。
4人揃ったことで戦術の幅も広がり、これからの熟練度上げやボス戦が楽しみです。
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